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大場 洋次郎; 伊藤 大介*; 齊藤 泰司*; 小野寺 陽平*; Parker, J.*; 篠原 武尚; 及川 健一
no journal, ,
中性子透過率は、大きく分けて吸収による減衰と散乱による減衰の2成分から成る。この散乱成分を解析できれば、中性子透過率から構造の情報が得られるようになり、様々な実験に応用できると考えられる。この散乱成分の解析手法は、結晶構造を持つ固体材料による散乱についてはブラッグエッジ解析として確立されているが、液体の散乱については研究が進んでいない。そこで本研究では、加速器駆動システムの冷却材等として研究されている溶融鉛ビスマスの中性子透過率を測定した。その結果、観測された中性子透過率は、液体の散乱プロファイルから見積もった減衰成分によって説明でき、中性子透過率から液体の構造に関する情報が得られることがわかった。
酒井 卓郎; 飯倉 寛; 伊藤 大介*; 齊藤 泰司*
no journal, ,
細管状の周期構造を有する基板と焼結体を利用して、2種類の中性子イメージング用のデバイス開発を行った。前者に関しては、細管系25mのキャピラリプレートに蛍光体粉末であるZnS(Ag)を充填し、中性子補足体であるB濃縮ホウ酸の含浸を行い、中性子イメージング用の蛍光板を作製した。後者に関しては、自動車排ガス処理用焼結体である多孔セラミック(細管ピッチ700m)に、酢酸ガドリニウムの含浸処理を行い、中性子用ソーラースリットを製作した。デバイスとしての性能評価を行うため、KUR E-2ポートに於いて中性子照射実験を行い、中性子用蛍光版、及びソーラースリットとして利用できることを確認した。